音楽療法という言葉があるように、音楽には秘められた不思議なパワーがあることは周知のことでしょう。
しかし、悲しみを癒す効果が絶大であるとの認識は低く、その活用を積極的に行う葬祭業者は、まだまだ少ないのが現状です。
また、音楽は会場空間を儀式空間として「神変」させるにも、強い説得力があります。
そのような事実を背景に、1万人以上の方々の葬送に携わってきた経験の中で、式次第(式進行)の情景に自然に解け合う葬儀専門のオリジナル音楽がどうしても必要という結論に至ったのが今から6年前のこと。そんな折り、ご仏縁で出会うことになった女性音楽家の高橋三鈴さんと感性が一致し、葬送音楽の制作(創作)に取り組むこととなりました。
作曲、編曲を担当くださった高橋三鈴さんのパワーは誰もが驚くレベルで、誕生した10曲は「愛と癒し」をコンセプトに、シナリオを構成しています。
発表以来、ホテルや葬祭業者、司会者から多くの賞賛のお声を頂戴しました。
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CDジャケット
各曲の作曲コンセプトにつきましては、「久世栄三郎の独り言」No.525をご笑覧ください。 |
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